ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

メニエール病,だからざくろ石をほじくる

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 愚痴ですよー。読んでもいいことないですよー。


 つまらない役職に就けられてます。給料ほぼ変わらず,仕事2倍,責任その倍。この2週間のうちに出張2つ,作らねばならない資料2つ,主催する会議2つ,主催するイベント2つ,およびその打ち合わせ。もちろん日常業務は他の方と同じです。


 そんなさ中,朝起きたらめまいがするという初めての状況に陥りました。頭痛はないので脳血管系ではないようだけど,吐き気もします。その日は出張の予定で,どうしようかと逡巡しつつまず職場に出勤したのですが,1時間ほどで収まりました。しかし尋常でないことは明白。調べてみると,どうやらこれはメニエール病というものらしい。


 メニエール病。ストレスが原因で,内耳(俗に「三半規管」などというやつ)が膨潤して平衡感覚が狂う病気だとか。


 冗談じゃない。もう今年で役職は降ります。昨年もそう言ったような気がしますが,こんなもので命を縮める気はない。続けさせたければ給料2倍にしろと訴えるつもりです。


 で一昨日,今度は仕事中にめまいが始まった。その日は午後がたまたま約束のない日だったので,迷わず早退を申し出ました。


 この病気,薬がない訳ではないのだけど,とにかくストレスが原因なんです。ストレス耐性高いつもりだった私をも苛むほどのストレス,それを薬で抑えるなどという愚はありません。とっとと休んでやります。


 さてしかしどうしよう。病院行く気はさらさらなし。それまたストレスじゃい。家帰っても老親を心配させるし。


 そうです好きなことをやりましょう。今一番やりたいことは? そうザクロ沢のガサ入れじゃあ!


 すいません。つまり「仕事 サボって 休んでざくろ石採りに行った話」なのでした。わーいわーい非日常だー。


 ざくろ沢はいつも通り。明日はお天気大荒れらしいのでちょうど良かった。現場写真はありません。


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 採ってきた砂から赤くて丸い粒をピンセットで選別。ああ落ち着く。この時間が無限に続けばメニエールなんか吹っ飛ぶのに。

 

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 これまでざくろ沢で採ったざくろ石ぜんぶ。一度ハイターに漬けて有機分を除去して,宝物として保存します。キレイなのだけ選別してもいいな。

 


 何のために 生まれて
 何をして 生きるのか
 答えられないなんて
 そんなのはいやだ


 何が君の 幸せ
 何をして 喜ぶ
 解らないまま 終わる
 そんなのは いやだ

 


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 聞きなれたはずのフレーズなのに,なぜか涙が出てきました。人の求めに応じるばかりで,自分を押し殺して生きてきたような気がする。そろそろ自分の人生を歩いてみたくなりました。

 

 

↓ リンク。実は半年前にも軽く同じことがあったようです

1万アクセス越えました - ジノ。

 

 

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旧緒川村・百観音が思わぬ冒険になってしまった件

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          三太さん。

 

 土曜の晩の心のオアシス,「三太の湯」のロビーでくつろいでおりますと,ふとテーブルの上の冊子に目が行きました。


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 地元・常陸大宮市文化財を紹介するもののようです。現在の常陸大宮市は,旧市に山方町,美和村,緒川村御前山村が合併した結果茨城県北西部の大きな面積を占めてます。那珂川久慈川という大きな川を2つも含んでいて,そう私がメノウ拾いやら写真撮りやら山歩きやらでうろつき回る,とてつもなく重要なエリアなのだ。でも私,「文化財」はあまり詳しくない。


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 でパラパラとめくっておおと思ったのがこの写真。か,かっちょいい。こんな幽玄な光景が地元にあったのか。旧緒川村の「百観音」という史跡。山全体にメノウの採掘跡があり,いたるところに石の観音様が置いてある,特に中腹にある洞窟には四十体もの観音様が安置されている,と。なんか面白そうな話じゃないか。写真はもちろん演出だろうけど,確認しない訳にはいきません。


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 早速やってきました旧緒川村那珂川の支流「緒川」が流れる,こう言っては失礼だけどなーんもない山里。少なくとも私はそう認識してました。でも今の私の視点で見ると面白い。この百観音のあたり,なんとあの「玉川」の源流部の一つなんです。私のブログでおなじみ,メノウの玉川です。そして緒川もメノウが採れる川だとか。メノウの採掘跡というのも興味が湧きます。いざ。


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 びっくり。立派な駐車場がありました。合併前の緒川村が,地元の史跡にかけた思いが伝わります。


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 トイレもきちんと整備。清潔でした。


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 案内板。村の時代にきっちり作った物でしょうが…… 台風による倒木で通行止めってのが気になります。台風って,少なくとも前年のでしょう? それ以来修復してないってことですか。それと,図の左半分の道がなんとなく塗りつぶされているのも気になります。廃道ってことでしょうか。整備することを放棄した,と。それでは百観音と言いつつかなりの数の観音様を拝めないように見受けます。…… たぶん,村だった頃ならありえない,常陸大宮市になってしまったことの弊害でしょう。それでいいの?地元の皆さん。…… 洞窟内での撮影用に三脚を担いで出発です。


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 で,何だよこの急傾斜。聞いてないぞ。山の外観から油断しました。というか,上の写真の山の姿からこんな斜面想像できる? 早くも香ばしいニオイが漂います。


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 登り切って観音洞窟。


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 おおお,上でクサしてごめんなさい。明かりがついている。この予算だけはしっかり残したんだ。さすがに冊子の写真のロウソクは演出でしたが,ここは放棄されてないってだけでもほっとします。

 

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 というわけで観音様いっぱい。

 

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 洞窟の最奥には大日如来が鎮座。もちろんきちんとお参りしましたよ。


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 さて洞窟を堪能して出てみると,道というか鉄階段がさらに上に続きます。これがまたすごい傾斜。


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 この角度,階段というよりハシゴではないかと。少なくとも軍艦の階段「ラッタル」なみです。


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 言われなくても。ああまさかこんなこととは思わず,山歩き装備の手袋とか持ってきてません。カメラと三脚だけ。三脚はすでにお荷物と化している。なんたる不覚。

 

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 途中にもいろいろと。

 

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 ほう,ここに潜れと。イヤだよ。閉所恐怖症なんだ。


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 ようやくここが頂上部のようです。


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 展望台。


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 でも南西方向にわずかに視界があるだけ。展望台を名乗るならもっと周囲の木の枝を払わなければ。これも予算の問題でしょうか。


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 さて,案内図の廃道はいずこに。……ありました。やぶに消えかけてました。


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 進むと,なんか凄いことに。


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 図にあった「男体山」の山頂碑は倒れたまま。ひどい。


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 問題はその先。岩場を鎖で降りるらしい。ひええ,そんなつもりじゃなかったのに。こちとら自慢じゃないが高所恐怖症もあるんだい。許してください,ごめんなさい。ここをナメてました。


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 周囲も切り立ってます。ほんとゴメンなさい。緒川村を,常陸大宮市をナメてましたあ。


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 ヒーヒー言いながら岩場を降り切って見上げて見る。ああわしあそこを下りて来たんだ。もしこの先道を失って戻る羽目になったら…… いや考えないことにしよう。


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 本当に廃道でした。整備することが放棄されてます。はいわかってますよ,何があっても自己責任です。

 

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 いやいや(心に沸き上がった疑念や不安を自分で否定している)


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 ようやく,最初の登り口に合流できました。振り返るとこんな感じで,元は道であったことなど全く判別できません。きちんと整備すれば面白い道なのに。つまりは「トイレ,駐車場,洞窟」に残った予算を集中したのね。


 平成の大合併。誰が得したのかよくわかりません。大きな市に合併された自治体では,こんな地元の史跡を管理する予算が大幅に削られました。本当に愚かしいことです。

 

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 せっかくなので目の前の緒川の河原に降りてメノウを探してみます。が,あるのはチャート(堆積岩)ばかり。思うに,同じ火打ち石に使えるということでこのチャートがメノウと混同されたのでは。


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 巣が近くにあったのでしょう,ウグイスにやたらインネン付けられました。生き物たちが日々の生を営むごく普通の山里でのお話です。

 

 

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ど根性ハマナス開花中

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  わが庭に,いのちはめぐる

 

 

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 アスファルトをつき破り,ど根性ハマナス今年も絶賛開花中。


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 前年の枝を根本から切ってバーナーで焼くまでしたのに,ものともせずに発芽しました。


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 我が家の花の王 …… って,よく考えたらこれうちの敷地内じゃないんだよね。市道として寄贈しちゃった部分。扱いに困る案件ではあります。 …… ハマナスとの因縁は,下記リンク「ハマナス退治」をご覧くださいませ。

 


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 今年もクサボケは咲いて

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 実が豊作です。


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 アケビは大剪定したので実の数は少ないけど,もう食べる人いないし。


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 スイカズラにクロアゲハが来ています。今年も芳香を楽しませてくれました。

 

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 家の外装の塗装をするというのでガラス温室を動かしたら,コアシナガバチの巣が3つも付いてました。いずれも基礎工事中,それぞれに一人ずつ女王が引っ付いています。女王は大人しい性格で,ただひたすら自分の一族を創生するために頑張ってます。可哀そうだけど,ハチの家族が増えてからは厄介だし,哀れです。退治させていただきます。ごめんね。


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 ツマグロヒョウモン(蝶)はすっかりうちに定着してしまいました。プランターのパンジーを食べてます。


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 そのパンジー。4月のはじめ,大風の日に2階のベランダに花びらが一枚。風に吹き上げられてきたようです。何気なく拾って部屋に置いておいたら,2か月経ったいまも鮮やかなまま。殺風景な部屋の中で燦然と生命の色彩を放ち続けています。



 我が庭にも命は巡る。自然の,生命の,なんと尊いことか。

 

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↓ 関連記事です。ご覧ください

葉裏のものたち/あるコアシナガバチ一家の最期 - ジノ。

ハマナス退治 - ジノ。

収穫。スイカとかクサボケとか。 - ジノ。

アケビの実の開くころ ~庭のミツバアケビとハマナス。 - ジノ。

ルリタテハ現る 【イモムシ毛虫GO!】 - ジノ。

 

 

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ワークマン侮り難し

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 心理テストです。


質問:あなたは洋服屋さんに来ています。あなたはどんな基準で服を探してますか?


私の答え:機能性,合理性。


分析:それはあなたが自分の長所だとカン違いしていることです。カン違いです。

 


 …… ほっとけや!

 


 さて。


 以前に,秋・冬・春に羽織るアウターの新しいのが欲しいと書きました。 リンク ユニクロよ今夜も有難う - ジノ。


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 ナイキのウインドブレーカー,とてもいい品で,下にダウンを着て冬も乗り越えてしまいました。でも数年着続けてさすがにくたびれた。こういう時同じものを求めてしまうのが私のダメなところかもしれませんが,残念,もう絶版で今のナイキに同等品はありません。


 ブランド名で服を買うことはまずなくて,機能性とか値段を含めた合理性(笑)で探します。見た目が細身,というのも厳しい条件です。探索は難航しました。


 まずはナイキの流れでスポーツ用品店を探します。ランニングウエアやトレーニングウエア,登山ウエアまで。内原イオンのスポーツオーソリティの店員さんに怪しまれるほどに店内をうろつきますが,軽すぎたりゴツすぎたりハデすぎたり,どうも気に入ったものがありません。もちろん各メーカーのネットカタログも見るのですが,写真で目についても実物はいまいちだったりして,スポーツ用品は諦めました。


 次に探したのは釣り具店。最近はバイパス沿いに大型店があって,ウエア類の品揃えも充実しています。以前は安くて性能や着心地も満足なものがあったのですが,今どきはみな豪華でゴツいのばかり。どうもしっくりきません。


 アウトドア専門店もあるのですが,このご時世に当たり前のように定価売りしているのが気に入らないし,ブランドを前面に出した商品の配置にも違和感があるし,何よりそんな店で誇らしげに買い物をする人たちの姿が好きになれません。ええひねくれた男です。


 上野の軍装店にもカタログで気に入ったものを見に行きましたが,やはり実物はピンときませんでした。シャツ一枚買っただけ,と以前の記事で書いた件です。


 さて,道に窮しました。この広い世界のいったいどこにいるんだいマイハニィィッとか叫んでみたり。


 そこでふと思い出しました。私の車にはいつフィールドに繰り出してもいいように一通りの装備が積んである。はいおばかです。で,その装備品の中に,夏の森に潜航するための長袖シャツがあります。虫・枝避けのためのものですが,気温30℃湿度100%の林床をごそごそ移動するときも快適で,夏のフィールドワークに欠かせません。あれはたしかワークマンの作業着。そうだワークマンだ!


 勇躍出かけますワークマン水戸河和田店。平日の昼間なので,他のお客さんはいません。働く男はこんな時間に街をうろつくようなことはしない訳で,その分たっぷりじっくり店内を探索できます。事前にカタログをチェックして驚いたのは,最近のワークマンは単なる作業着屋さんではないこと。安くて機能的という肝要を押さえたまま,アウトドアブランドまで立ち上げてます。あるわあるわ,欲しいものいっぱい。


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 結局お買い上げはこの3着。誰,笑っているのは。


 レジのお兄さんには驚かれましたが,いえいえこれでブランド物一着分のお値段です。聞けば,最近のワークマンは一般向けの衣料にも力を入れているとのこと。そういやTVCMやっていたなあ。値段とか機能性とかそのままにこれだけのモノを作れるのですから大したものです。一遍でワークマンのファンになってしまいました。

 


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 1着め。素材しっかり,ポケットいっぱい。


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 なんたって現場服。いちばん気合が入った現場フィールドでだけ着ることにします。


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 これ!名札! 大人の衣料で見たことあるか。この味がわかる人,わが友です。

 

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 正しい使用例。はーい危ない人ですよー。

 

 

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 2着め。ブルゾン型。


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 ポケットやらベルトやら,機能性ばっちり。アイデア次第で使えます。


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 これがワークマンのアウトドアブランドだそうです。

 


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 3着め。同じアウトドアブランドのシャツ型。夏に活躍しそうです。

 


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 参考出品。ポーランドの軍装品メーカー・ヘリコンテック社のシャツ。

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 いろいろ付いていて,それなりに機能的ではあります。

 


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 参考出品。NIKO AND… のシャツ。これは純粋に街歩き用。


 同じようなのばかり…… とお笑いでしょうね。いいんです。私が幸せならば。

 

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江戸東京たてもの園と武蔵野の残滓 - ジノ。

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花園ガサ入れ,じゃなくて自然観察

  

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 茨城生物の会,の観察会。花園を歩くというので参加して参りました。うっかり参加すると案内役やれだの報告書書けだのと便利に使われてしまうので最近は距離を置いているのですが,花園と聞くと心が揺れます。


 北茨城市花園。以前に花園神社のライトアップをご紹介しました。茨城の生物観察のメッカです。もう何百回というと大げさですが,数えきれないほど行ったフィールド。久しぶりに覗いてみたくなったというところです。

闇に浮かぶは森閑の社 花園神社ライトアップ2018 - ジノ。


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 今日の参加者の皆さん。やっぱり平均年齢70行きそうな。


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 まずは花園神社にお参り。


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 拝殿の猿=山王大権現の面。


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 本殿のも。

 

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 今日も笑かしに来てます,吽形ならぬウン猿。


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 対になって,阿形ではなくア猿。名前,本気にしないでね。


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 逆光に浮かぶ朱がまぶしいほどに美しく見えました。


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 光射す境内。明るいなりの荘厳さがあります。


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 池のほとりにクリンソウ。アゲハが蜜を吸いに来てました。


 ここから七つ滝方面に向かいます。目にしたものをご紹介しますね。

 

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 ウスバサイシン。花も残ってました。

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 近縁のフタバアオイも。前にもご紹介しました。徳川家の紋の原型です。


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 ヘビイチゴ。好きだなあ,赤い実。


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 ハンショウヅル。花は見当たりませんでした。


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 新葉が真っ赤なカエデ。これだけ見ると季節感が吹っ飛びます。イロハカエデ系の園芸種かな。

 


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 チドリノキ。こう見えてカエデの仲間。


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 オヒョウ。独特の葉形でわかりやすいのですが茨城には少ない。ただこの花園ではよく見かけます。アイヌの人たちはこの木の樹皮から糸を取り布を織りました。遠い北国のにおいがします。


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 ヤブデマリが咲いてます。


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 途中,杉林が伐採されてました。スギといえどもないのは寂しい。なにより森が乾燥してしまいます。


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 それでも岩清水。


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 木漏れ日の中に


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 ツクバネソウ。


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 カメバヒキオコシ。しっぽのある亀のような葉。薬草で,倒れた旅人を「引き起こす」力があるそうです。

 

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 蝶がいた。ムラサキシジミ。越冬個体です。もう半年生きているんだ。


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 日本最美麗チョウの一つ,ミヤマカラスアゲハ。


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 ここから花園神社奥の院


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 しばし歩いて七つ滝,の一部。滝はさらに上へと続きます。七つあるから七つ滝。ここで昼食を取って終了だそうです。ちなみに奥の院の祠へは,滝の隣を鎖を頼りに登るかなりハードなルートを辿ります。老人主体の今日のメンバーで登ったら,さぞや楽しいことになったろうに。


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 滝の音を聞きながら。


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 下界はかなり暑い日だったのですが,滝とともに吹き下ろす風はかなり涼しく,すっかり体が冷えてしまいました。


 さて。


 観察会は無事終了しました。もちろんタダで帰るワケありません。そう,沢に降りてガサ入れだあ!


 ここ花園では宝石のアクアマリンが採れたこともあります。ガサ入れ=パンニングせずになんとする。宝石は無理でも,ざくろ石くらい拝んで行かねば。

 
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 路上でざくろ石の母岩を拾いました。…… あまり上等ではないな。

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 案の定,ざくろ石は採れたのですが,色も形も少し残念なレベルでした。


 県内どこでもいいざくろ石が採れるわけじゃあないのね。また一つ勉強しました。ところで。


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 何やら看板が。

 


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 ここで1か月前に姿を消したひとがいたようです。車中泊を続けながら旅を楽しんでいた若い人。私も若いころ,同じことをしてました。一歩間違えば私もこんなことになっていたんだ。


 思い返すとぞっとするような危険なこともありました。今こうして生きてられるのはただ少し運が良かったというだけ。


 早く見つかることを祈ります。

 

 

 

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御岩神社の今日の花

 

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 お久しぶり,御岩神社にお邪魔してきました。今日はお花を中心に。


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 いきなり鳥居下にカザグルマが咲いているんだもんなあ。植栽の可能性はありますが,園芸種ではなさそうです。あ,すいません。商売がら野生・自生のものと植栽のものを露骨に差別するクセがあるもので。そんなことは抜きにして,生け垣の下で光を放つように咲いてます。こういう邂逅を,私は幸先良いと考えます。さあ行くぞ。


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 今朝は霧が濃かったけどもう晴れ上がりました。いい日になりそうです。


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 8時台なのにもうお客さんが。本当にこの神社の興隆を嬉しく思います。だってここ,「本物」だもの。このあと大型バスで東京から乗り付けた団体さんに山中でお会いしました。いつも言いますが神さまは人々に祀られ敬われてこそなので,良い事でしょう。

 

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 今日の三本杉。


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 うっすらと霧が残ります。


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 苔の毛氈もうせんの美しさ。京都だったらおカネ取られてますよ。


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 私の大好きな場所,「緑陰の小径」。

 

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 今年も美しく咲いたであろうショウジョウバカマ,の実。

 

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 石碑を増設するときに随分踏まれていたようで心配したのですが,無事でした。苔の中にショウジョウバカマオウレンが葉を広げます。


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 これは最近になって踏まれたもののようで。バイケイソウが倒されてます。これだけ人が来れば,やはりこういうことはありますね。


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 ここにはミヤコワスレも咲きます。


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 エンレイソウ! この特徴的な三輪葉とのサプライズな出会いが今年はこれで3度目です。そうかここに現れたか。個人的には大歓迎。種子が芽生えてから開花するまでに7年かかります。見守っていきたいと思います。


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 オダマキを下から見るとこんな感じ。


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 これ絶対!気づいたの私だけのはず。手水舎から流れる水の溜まりにカエルの卵。 ヤマアカガエルだろうけど,下界ではとっくにオタマジャクシになってます。

 

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 シャクナゲいろいろ。シャクナゲの花期は終わっているものと思ったら,まだこれからの株もありました。個体差なのかそういう品種なのか。いずれにせよ豪奢な花はこちらの気分も盛り上げてくれます。


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 マムシグサも花期は終わっているはずなのですが,冷風の吹き下ろす谷筋ではまだ開花中。


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 うしろあたま。


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 山頂のご神体にもご挨拶せねばと登ります。山ン中では浮いてるよな,この服装。赤や黄色のヤッケなど,意地でも着るもんか。


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 シャガは下界ではとっくに花期が終わって実になっていますが,この神域では開花中。美しい花です。


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 ウワバミソウも花盛り。


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 かびれ神宮のイワウチワの神岩。

 

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 イワウチワもきれいに咲いたのでしょうね。実になってました。


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 表参道・裏参道の分岐でさっと視界が開けます。皆さんおおっと声を上げるポイントです。


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 コアジサイきれい。微妙な青色が私の腕ではなかなか写真に出ません。


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 ニガナもきれい。

 

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 山頂。


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 左側が急に切れ込んでいるのが奥久慈の男体山。右にある三角錐が白木山と言います。


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 裏参道を下山します。陽射しは強く,空気は冷涼。絶好の山歩き日和でした。


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 拝殿で無事下山のお礼をしてるのをヒヨドリに見られてた。


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 パワースポット云々は抜きにしても,私には他に換えようのない大切な場所です。一層の興隆を願います。

 

 


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 おまけ。鳥居わき駐車場のミズバショウ池。 先生!一人だけよそのクラスの子が混じってます! さあどれだ?

 

 

 

            わかった?

 

 

 

 

 


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 これ。一本だけザゼンソウがあるのでした。

 

 

↓ カテゴリー「御岩神社」もよろしく

御岩神社:パワースポット,ショウジョウバカマ,イワウチワ - ジノ。

 

 

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2019年5月閲覧数報告

 

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        今日もいい天気。

 

 このブログの月別アクセス数,ご覧くださいませ。

 

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 停滞と,成長と。何だか「学習曲線」のグラフみたいです。この5月の閲覧数が7000を越えました。びっくりしてます。何が起こっているのだろう。


 種明かしをすると,10連休のおかげなんです。連休のあいだだけ,とんでもなくアクセスがありました。その貯金で総数がかさ上げになったワケで。何ら実利のない雑記ブログ,おヒマな時にしか読んでもらえないことがはっきりしましたね。連休もっと増えないかなあ。

 

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 ごめんなさい,休日だと仕事にならないご商売もありましたね。いえこのブログも,来月の閲覧数はコンコンって落ち着くことでしょう。浮き沈みは世の常です。

 


 ブログを始めてから1年と9か月が過ぎました。記事の数,まだ200に達してません。それでも一度に10も20も読んで行ってくださるお客様がいて,有難く思います。くどい文章並べた長い記事ばかりですが,それなりに考えながら書いてます。今後ともごひいきに。

 

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 不思議なのはランキングサイト「にほんブログ村」。これだけアクセスが伸びてもさっぱり順位が変わりません。目に見えない不思議な法則によってランキングが決まっているとしか思えない。最初の12月から1月にかけてアクセスが増えたのはブログ村のおかげだったそのご恩は忘れていませんが,もはやアクセス数にブログ村の関与する部分はないということなのかも知れません。今ではグーグルの検索からたくさんのお客様がおいでくださるようになりました。それでもよろしければ,記事の最後にある「野の花」とかのボタンをポチッとお願いします。


 とにかくここまでやってきました。時には人の力を借り,時には一人で原野を行くが如く。図らずもこのブログに書くことがストレス発散にもなったことが幸いして,ここまでやってこれました。無愛想な職人のように,これからも黙々と続けていこうと思います。

 

 これまで,本当にありがとうございました。

 これからも,どうかよろしくお願いいたします。

 

 

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 歩くこと。ただ歩いていくこと。
 それだけで明日にはたどりつける。

 

 

 ↓ 経過報告記事です

ブログを始めて3か月め。 ありがとうございます。 - ジノ。

2000アクセス突破しました - ジノ。

4000アクセス超えました - ジノ。

1万アクセス越えました - ジノ。

ブログを始めて1年半です。月間閲覧数は4000に。 - ジノ。

那珂つるしびなと閲覧数報告 - ジノ。

 

 

 

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