ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

【虫】なる日々

オオミズアオの艶姿をご覧ください

オオミズアオ。職場の門前の自動販売機にいました。 いやさすがにジュースを買いに来たわけではなく,人間の客を誘うはずの光に囚われてそのまま帰る道を失ったのでしょう。 決して珍しいものではなく,絶滅危惧種でもなんでもありません。国内では北海道か…

高鈴山のスギタニルリシジミ / 追想

スギタニルリシジミに会いに,日立の高鈴山に行ってきました。 スギタニルリシジミとは蝶の名。小さな小さなシジミチョウの一種です。京都の貴船とかいうところで「スギタニ」さんが発見して,和名にも学名にもスギタニと付きました。 翅の表は瑠璃色,裏は…

続・オオスカシバとクチナシの受難 カイガラムシでロウソクを作る

今年のクチナシ。やはりオオスカシバに食われては退治し,また産卵されて食われては退治し,また産卵されて,のイタチごっこでしたが,まさか11月になってもこれが続くとは思いませんでした。気温が高いとはこういうことか。ビバ温暖化。 しかし今年のクチナ…

ルリタテハ現る 【イモムシ毛虫GO!】

家人から出動要請がありました。庭のホトトギスにものごっつい毛虫がいる。あれはきっと恐ろしい毒毛虫に違いない。刺されたら命がないかもしれない。退治せよ,と。私はどうなっても良いのか。ヒロヘリアオイラガの時と同じパターンだなあ。 実はホトトギス…

アカボシゴマダラ,異国の丘に

皆さんのご在所ではまだ酷暑は続いておいででしょうか。ならばお悔やみ申し上げます。 水戸では――もともと関東の県庁所在地で一番気温が低い街なのですが――月曜日に秋の雲が出てるなと思ったらその晩から東風が吹き始め,きょう火曜日は窓際ならクーラーがい…

戦うだけが人生だ

茨城県北部,久慈川の流れる山峡に男体山という山があります。このあたり,100万年前の海底火山地帯で,火山の活動に前後して断層活動が起こりました。これが棚倉たなぐら断層。断層は長く隆起を続け,ついに400メートルを超える巨大な壁を作り上げます。そ…

クロナガアリは春に引きこもる  【蟻どアップ注意】

アリジゴクを飼っていて,そのエサとしてアリを採っていましたが,冬になりその供給に難渋し始めました。クロオオアリやクロヤマアリはいつしか姿を消し,それでも働く律儀者はおらぬかと日溜りを探し回りましたところ,とある運動場の隅,ネットと壁に挟ま…

アサマイチモンジ飼育日記ダイジェスト

とうとうアサマイチモンジがうちの庭で産卵してくれました。チョウを育てるためにスイカズラを採ってきて,そこで根付いたスイカズラにチョウが飛んでくる。一つの大循環が完成したと一人ほくそ笑んでおりました。

ツノトンボが征く  【超絶虫本気】

ツノトンボというショッカーの怪人みたいな名の昆虫をご存じの一般人はまずおられないかと。今回は本気で虫嫌いの方はご遠慮ください。

ゼフィルスの卵

十年以上前,森のチョウ「ゼフィルス」の卵を探し歩いた一時期がありました。お蔵入りしていたのを思い出したので記事にさせていただきました。

クロアナバチの夏    【虫です】

いつものフィールドの芝地に,8月も後半になると黒衣の戦士が現れます。体長だけなら小型のスズメバチに匹敵。細く黒い矢のようなボディ。白化粧した顔に漆黒の大きな眼,強圧的な大あご。糸のように細い腰はあらゆる方位に毒針を繰り出す砲のターレット。…

秋の終わりのものたち  【虫】

今日,フィールドで最後の日々を過ごすバッタたちを見ました。前回訪れた時に見たクモガタヒョウモンやメスグロヒョウモンといった蝶たちは枯野に溶け去るように彼岸へと去り,直翅目の昆虫たちがカーテンコールに現れていました。

ヒロヘリアオイラガ 【毛虫だ。】

正面のグリーンカーテンに這わせたミツバアケビの葉がえらく食われていることに,今朝の出がけに気がつきました。家人に捜索を依頼して,帰宅後に聞いたらヤバそうな毛虫がいたとのこと。何者か。 翌日は休日。早速朝から繰り出してみると……いました。 おま…

オオスカシバとクチナシの受難【虫です】

ネット動画ニュースで,「不思議な蛾『オオスカシバ』」にハマる人たち」というのをやっていました。ゲームクリエイターの女性でオオスカシバにハマり,飼育して,人に慣れた「手乗りオオスカシバ」を得たといいます。「私の生きる目標です」とか。 ふざける…

ツクツクボウシの森にて

久しぶりに,市内の秘密の森にやってきました。何が秘密かって? それはおいおい。 さっそく現れたのはミヤマクワガタのメス。9月も半ば,しかも今年はかなり低温なのに,頑張ってるね。 念のためひっくり返して足の色を確認。うん,ミヤマだ。 怒ってます…

葉裏のものたち/あるコアシナガバチ一家の最期

庭のウメモドキの枝に,アシナガバチの大きな巣が見つかったのが6月のこと。コアシナガバチと思われる,黒ずんだ小型のアシナガバチです。ちょうど人の目の高さであり,母屋とラティスの間の,ヒトも通れば近所の野良猫も好んで通る小径,文字通りのキャッ…

めだまもようがあらわれた!【虫閲覧超絶注意】

2004年の秋に家を建て直したとき。道路に面した側を木枠を格子にしたフェンス(ラティスと言うそうな)で仕切ることになりまして。ひとつ目隠しにと,狭い植木鉢でいじけていたミツバアケビを大きな鉢に移し替えて,ラティスに絡ませようと思い立ちました。 …