ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

四季を追う

花園のブナ林で冬虫夏草サナギタケを見る

1年ぶりに北茨城・花園のブナ林を訪ねました。いえ神社まで行ったことは何回かブログ記事にしましたが,ブナ林はそのまた奥の奥。重なる森のかなたです。 以前の記事でも触れましたが,ここのブナ林ではかつて多様な冬虫夏草を観察しました。その頃はこの奥…

炎熱下の行進をマメハンミョウはどう見たろう

質問です。最も高温に強い動物は何でしょう。 「強い」をどう解釈するかにもよるけど。

ゆきゆきて,ヒトのいない森に踏み込む

久しぶりに気温の上がったその日,私は少し後悔していました。 ここは茨城の某海岸。先般,海岸で黒メノウ=オニキスを手にしました。かなり大きな晶洞付きのメノウが黒化,さらに青変までしていて感動。ぜひとも海岸での分布を調べたい。 テーブルの脚。だ…

ざりがにのらくえん

おなじみ,旧常澄村の田んぼの中の自動車整備工場。オイル交換の間,のんびりお散歩します。今日は水網を持って田んぼの水路をガサ入れだあ。 那珂川と涸沼川に挟まれた豊かな田園地帯です。海はすぐそば。 田んぼの脇のこんな水路を覗くと うおーっと威嚇す…

ひたち海浜公園観察会

茨城生物の会,ひたち海浜公園自然観察会。 海浜公園については昨年の記事があるので,記録として,さらっと見たものだけご紹介します。今日は一般参加者が多く,平均年齢やや低め笑。「ひたちなか自然の森」から巡る順路です。 最初に紹介されたのが,ごく…

ど根性ハマナス開花中

アスファルトをつき破り,ど根性ハマナス今年も絶賛開花中。 前年の枝を根本から切ってバーナーで焼くまでしたのに,ものともせずに発芽しました。 我が家の花の王 …… って,よく考えたらこれうちの敷地内じゃないんだよね。市道として寄贈しちゃった部分。…

青麻山(茨城県の)

青麻山あおそやま。ネットで検索すると宮城県にあるお山がヒットします。ハイキングで人気の山らしい。でも今日向かうのは茨城県の常陸大宮市に在する方のお山です。標高395メートル。 あおそ,というのはイラクサ科のカラムシという植物の別名。繊維を取…

三鈷室山一巡り

10連休,本当に10日休めた人はどれくらいいるのだろう。公務員,銀行員とか。公務員でも当直のある人はいるしなあ。大変なのは工員さんで,地元には日立製作所関連の工場の方が多いのだけど,給料が基本給+いろいろなお手当てで計算されているので,工…

サクラ咲く。春来たれりと歌いながら

ソメイヨシノ咲きました。まさに入学式ジャストミート。 去年は早く咲きすぎた桜ですが,今年はいつも通り子どもたちの入学式を彩るタイミングです。これが水戸の桜。 今日のところは全体として五分咲きです。来週は小学校も中学校も高校も入学式で,その日…

お散歩ビンゴと女神の裳裾

先日ふと,仕事の合間に職場の敷地を一巡りしてみました。いえ決してヒマなわけではないのですけど。むしろ忙しかったから,と言い訳しておきます。 はあ,春だなあ。これからまた忙しくなるなあ,なんて考えながらふらふらと。 この事業所,そんなに古い施…

夜梅祭 偕楽園ライトアップ

夕刻,ふらーっと偕楽園に寄ってみました。梅の季節の偕楽園,何十年ぶりだろう。ライトアップしてます。近年こういうことが始まっていました。偕楽園の観光案内なんかしませんよ。ただ撮るだけ。

春,きざす

先日,標高450メートルの山中の沢に漬かってきました。久しぶりの生物のフィールドで,少し浮かれてしまいました。 沢には生物の姿があふれてます。春のきざし。そうか春なんだ。永いながい冬が,もう終わったんだ。

夏の風,夏の花

ああ寒い。前の記事で春を懐かしみましたが,もうそれでは足らぬ。夏の思い出,行かせていただきます。まあ雑多に「夏の花」を。 高萩の山中に,花咲き乱れる湿原がありました。茨城では珍しいトキソウをはじめ,次々と湿原植物が開花する楽園でした。地元の…

山のスミレとニリンソウの香り 2008年の浅い春

2008年に春浅い高萩たかはぎ山中の森をさまよった記録が出てきました。当時はまだ日立市内に勤めがあって,県北の山を踏破しまくっていた頃です。今日はこの時の写真で皆様のご機嫌をお伺いいたします。

鳥さんとの攻防

庭のキンカンをめぐる鳥さんたちとの戦いは新局面を迎えました。 防鳥ネットだあ! 見てください,ネットを張った直後の,この鳥さんたちの顔を。 えええ とか おいおいおい とか言ってますよね。 ……ってこれ,私の口癖だ。 これで我がキンカンはゆっくり収…

部分日食の間もキンカン食ってやがった

部分日食,極大の時間はあいにく薄雲がかかったままでした。何とか光球面は見えたので写真は撮れた。これで良しとしましょう。 さてそれではキンカンの収穫に,と庭に出たら,キンカンからばばばっとヒヨドリが3羽飛び出しました。しまった,食われてた。 …

キンカン2018,年暮るる

2018年ももう暮れます。 皆さんにはどんな一年だったでありましょうか。私はとにかく忙しかった。職場の人たちの前では言えないけれど,心染まぬ仕事で忙しかった。頼りにされるのはありがたいけれど,楽しく仕事ができたわけではない。けっこう自分を削った…

オリオン座は知ってても,かに座を見たことはありますか?

ふたご座流星群見逃した。よりにもよって忘年会の当日でした。 翌日,悔しいので星だけでも見てやろうかと庭へ。市街地なので2等星以上しか見えません。 こういう時は写真で楽しむべきなのですが,前回の星空の写真があまりにもしょーもなかった。いえ天体…

我が名はヘビイチゴ

我が名はヘビイチゴ。 とんでもない濡れ衣からつけられた名ですが,気に入ってます。 ジノ。さんがお庭を造った時に「三角地帯」というひと隅に芽生えました。ジノ。さんは一体どこから来たかと驚かれたようですが,自分でも来歴を知りません。興味もありま…

真っ赤な秋のカラスウリ

つたの葉っぱ もみじの葉っぱ からすうり トンボの背中 彼岸花 遠くの焚き火 何を書き綴っているのかというと,童謡「真っ赤な秋」に歌われる「秋の赤いもん」なのであります。いや,今日久しぶりにカラスウリの実をまじまじと見たもので。 この色が晩秋を象…

鍋足山へ 紅葉の頂きへ

旧里見村(現・常陸太田市)の鍋足山なべあしやまへ行ってきました。「鶏足山」と字づらが似てますが,お間違えのないように。 昔の鍋は平らな場所へ置いてもコケないように短い足が三つ付いてました。その鍋の足のようだというので付いた名です。なんとわか…

冬虫夏草探索記 茨城で不思議なものを探し歩いた日々の記録

20年前,冬虫夏草を県内に探し求めた時期がありました。いい加減飽きてもういいやという頃に仲間内の会誌に書いたのが次の文章です。毛色の変わった内容だったので仲間内ではウケて,以後これをネタにあちこちで話を振られることになりました。今とかなり…

冬虫夏草いろいろ

冬虫夏草 ウスキサナギタケ 前回の記事(北茨城,花園の花と虫 - ジノ。)を受けて,今回は冬虫夏草の古い写真を並べさせていただきます。ほとんどが二十年以上前のポジフィルムから起こしたもの。私は茨城の山野でこんな不思議なものを見てきたんです。 ま…

北茨城,花園の花と虫

ノカンゾウ。 そろそろ季節です。冬虫夏草の。 もう二十年近く前,仲間内の会誌に「冬虫夏草探索記」なる文を掲載してもらったところ思いのほか好評で,いつの間にか冬虫夏草の専門家,果ては菌類(カビ・キノコ)の専門家ということにされてしまって,キノ…

05.05.25 里美にて

古い写真ファイルを見直していたら,表題のようなファイルに目が留まりました。2005年は,まだ勤め先が日立市内のころです。第一線の下っ端で,好きに仕事をやれていたころ。開いてみると,午後二時頃の日鉱金属前に咲くジャケツイバラから始まっていました…

半夏生咲く

ハンゲショウが咲いていました。 半夏生,ハンゲショウです。 こんなでもドクダミ科。白くなるのは葉。花はこのちまちましたやつ。 暦の七十二候の一つに「半夏生」があって,その季節に咲くから付いた名,とも。葉が半分白くなるから「半化粧」とも。ちなみ…

磯の生きもので系統樹

夏っぽくなったので,磯が恋しくなりました。 子供の頃から,海といえば平磯海岸で生きもの採集でした。もちろんカタギの仲間とはフツーに砂浜での海水浴でしたが,そういえば中学時代に女の子とデートしたのは平磯だったなあ。 平磯,ひらいそ。旧那珂湊市…

トノサマガエルじゃないなんて

永く生物屋をやってきて,最も驚いたというか愕然としたこと。 茨城にはトノサマガエルがいない! この事実を知ったのは,30を越えてから。いい大人じゃないか。何気なく読んだ本にそう書いてあったのです。関東平野と仙台平野にはトノサマガエルがいないと…

ひたち海浜公園 かつての水戸射爆場で自然観察

また少し長くなってしまいました。お時間のある時にどうぞ。 茨城生物の会,という団体に所属してます。自然観察会などを催す団体ですが,観察会に参加するメンバーの平均年齢が70台後半になんなんとするすさまじい団体です。 さて今日は,その生物の会で国…

加波山初登頂 生物と大岩と

加波山。かばさん。 ……やはり名前で損してますよね,この山。 修験道では著名な聖地で,明治年間には自由民権運動の暴走である加波山事件の舞台となるなどそこそこ名前の出る山ではあるのですが……筑波山の並びにあってその亜流みたいな名前なのもよろしくな…